シルクを草木染めで染め上げたナチュラルなインナーです。繊細で贅沢だけど日常使いのできる質のいいシルクを草木染めで仕上げました。
茜色と白の紅白セットです。
事前にご予約頂き、決まった数量のみお作りするロスをなるべく出さないスタイルでお作りします。
2022年12月中旬のお届け予定です。
手帳などほかの商品と一緒のご注文は避けて頂くようお願い致します。
シルクの高機能性
シルクはその美しさ以上に、繊維としての機能性の高さがあります。機能性を追求する登山用ウエアのインナーにも使われるほどなのです。
タンパク質の繊維なので、人間の肌との相性はとても良く保湿性があります。また寒いときは暖かく、暑いときには肌に涼しく感じられるエアコンのような機能もあります。
なにより、するするとした肌触りの良さは、着ているだけでストレスが減っていくような心地の良さ。
ただ、シルクの弱点として、生地の厚さによってはとても繊細だったり、また非常に原料として高額、加工費もシルク専用の工場でないと扱えないなど、他の繊維類に比べるとずっと割高になってしまいます。
ムーンプランナーオリジナルシルクインナーは、「花の命を着る」というコンセプトで活動している
エシカルファッションブランドLiv:raさんの協力を得て、「日常的に使えるレベルのシルクの中でもできるだけ上質のもの」を選んでいます。
草木染めの優しさと難しさ
昔からの染色方法である草木染めでお作りします。
古くから、染料は薬として重要な役割を持っていたそうです。草木の持つ薬効を布に含ませて常に身につける=「服用」するという医療的な意味合いが強かったそうです(時代劇でたまに見る熱を出した人が紫の鉢巻をしたりというのもその一種)。
今回の草木染は、旧来の草木染めを踏襲しつつ新しい手法を取り入れた
新万葉染めという手法で染めます。石油系界面活性剤なしでポップで美しい色合いを生み出します。
日本発草木染めのランジェリーブランドである
Liv:raさんのサイトで詳しく説明されています。
一般的にシルクの草木染製品は、化学染料と比べると染料が高価で職人技が必要なこともあって、大変にお値段が張ります(高級な着物など)。またその日の湿度や気温などで色に変化が起きるので、化学染料のように安定した色合いにならないところが弱点でもありますが、そこが味わいでもあります。
身体の一番近くで寄り添ってくれるインナーが自然の力を宿すように丁寧に作られたものであるというのは、大変心地のよいものです。
茜色の言い伝えと、お手入れ
今回も、昔からの染色方法である草木染めでお作りします。
古くから、染料は薬として重要な役割を持っていたそうです。草木の持つ薬効を布に含ませて常に身につける=「服用」するという医療的な意味合いが強かったそうです。
茜色は、女性の肌着によく使われる色でした。女性の身体によい薬効があると信じられていたそうです。
現代ような医療のない時代、人々が身を守るために身に着けた色でもあります。
そんな古い時代に思い巡らせたくなる、素朴さと、どこかしらシックな華やかさのある色合いです。
画像でお出ししている色合いは目安として大幅に変わることはないのですが、
染める当日の状況によって画像とは濃さやニュアンスは変わってまいりますので、その点をご了承いただければと思います。
※お洗濯は手洗いが一番長持ちしますが、洗濯機ネットでも可能です。お洗濯後は、日陰干しで乾燥させてください。詳しくは
Liv:raさんのサイトもご参考ください。シルクは高温と摩擦に弱いので、温水でのお洗濯や乾燥機は避けてください。脱水も1枚あたり数十秒で十分です。非常にコンパクトで乾きも早いので、洗面器で手洗いされる方がずっと早くお手入れできる場合も多いかと思います。
新万葉染めは通常の草木染めよりも色落ちがしにくい技法ではありますが、天然のため色の変化が起こります。
【サイズについて】
Mサイズは9号相当、Lサイズは11号相当です。
全体的にゆったりとしたシルエットで、身体を締め付けないゆるやかな着心地です。
金具などは一切なく、非常にシンプルにできています。
【お届けについて(よくお読みください)】
ポストインでお届けの場合もございますので建物名を省略せずにご記載ください。
2022年12月中旬のお届け予定です。
手帳などほかの商品と一緒のご注文は避けて頂くようお願い致します。