シルクを草木染めで染め上げたナチュラルなインナーです。細い絹糸でできた薄手のニット素材はらまきです。
今回の限定色は茜（あかね）です。

お届けは12月の予定です。
年越しやお正月は赤下着という縁起があるそうで、毎年年末には赤い肌着（インナーやランジェリー）がよく売れるといいます。今回、せっかくの赤系の色、茜色なので、年末に間に合うようにと考えました。

一年中使えるはらまき

最近人気のはらまき、いろんな種類があります。化繊の手軽なものから、コットン素材、そしてやはり一番お値段も張るけれどそれだけの価値があるシルク。
シルクはらまきの良さは、やはり薄さと肌触りのよさです。
もこもこしがちなはらまきですが、このシルク素材はらまきはふわふわしつつ、薄手のガーゼのよう。それなのに保温性はずば抜けています。
また、暑い時期は肌にさらっと快適で蒸れないので、一年中心地よく使えます。薄着の時期でもお腹まわりを冷やしたくない方、寒い時期でも着ぶくれずに保温したい方、どなたにもフィットするのがシルクの特徴です。


シルクの高機能性

シルクはその美しさ以上に、繊維としての機能性の高さがあります。機能性を追求する登山用ウエアのインナーにも使われるほどなのです。
タンパク質の繊維なので、人間の肌との相性はとても良く保湿性があります。また寒いときは暖かく、暑いときには肌に涼しく感じられるエアコンのような機能もあります。
なにより、するするとした肌触りの良さは、着ているだけでストレスが減っていくような心地の良さ。
ただ、シルクの弱点として、生地の厚さによってはとても繊細だったり、また非常に原料として高額、加工費もシルク専用の工場でないと扱えないなど、他の繊維類に比べるとずっと割高になってしまいます。

「花の命を着る」というコンセプトで活動しているエシカルファッションブランドLiv:raさんの協力を得て、「日常的に使えるレベルのシルクの中でもできるだけ上質のもの」を選んでいます。

茜色の言い伝えと、お手入れ

今回も、昔からの染色方法である草木染めでお作りします。
古くから、染料は薬として重要な役割を持っていたそうです。草木の持つ薬効を布に含ませて常に身につける＝「服用」するという医療的な意味合いが強かったそうです。

茜色は、女性の肌着によく使われる色でした。女性の身体によい薬効があると信じられていたそうです。
現代ような医療のない時代、人々が身を守るために身に着けた色でもあります。
そんな古い時代に思い巡らせたくなる、素朴さと、どこかしらシックな華やかさのある色合いです。

画像でお出ししている色合いは目安として大幅に変わることはないのですが、染める当日の状況によって画像とは濃さやニュアンスは変わってまいりますので、その点をご了承いただければと思います。


また、使用を重ねると天然染料のため色の変化が起こることがあります。
ご自身の生活の中で色と質感をたっぷりと楽しんでいただければと思います。


【サイズについて】
ワンサイズです。
ニットなので、非常によく伸び、身体にフィットします。
画像にあるセンチ数は、大まかな目安です。


素材：　　シルク95％　　コットン4％　　ポリウレタン1％

＜日常のお手入れ方法＞

●出来るだけ中性に近い洗剤を使用してください。
●手洗い（押し洗い）をオススメいたします。
●洗濯機で洗う場合は、ネットに入れて洗濯してください。
　洗濯表示は、液温上限温度が40°となっていますが、30℃くらいのぬるま湯で、手洗いモードで洗濯していただくのがオススメです。

・縮み・色落ち・色移りがでる場合があります。
・濃い色のもの・白物とは、別々に分けて洗ってください。
・漂白剤の使用はお避けください。
・乾燥機の使用はお避けください。
・軽くシワをのばし、陰干ししてください。


【お届けについて（よくお読みください）】

12月中旬のお届けとなる予定です。
お届けまでにお時間を頂戴いたします。
送料込みのお値段です。限定生産のため、ほかの商品との同梱ができません。

お届けの建物名まで記載してください。
ご住所に間違いがないよう、ご注意ください。